念願のたいめいけんである。伊丹十三風タンポポオムライスで有名な老舗洋食屋。東京駅北口から歩いても疲れる距離ではない。午前１１時前シャッター（開店前に並ぶこと：第一陣で入店できることが重要）で早めに行ったつもりがすでに行列。でも一人だったので第一陣の最後で入れた。ほとんどのお客がオムライスがらみかカツレツ系を注文するので、ラーメンのオーダーは通りが早く一番に配膳された。「お母さん、見てラーメンだよ！」子供の大声にみんなが振り返る。他にコールスローとボルシチ。これも有名なメニュウである。ボルシチは量があって野菜の具だくさんコールスローは多からず少な過ぎず、どちらも５０円で得した感じを与える戦略はバッチリ的中していると言える。ラーメンの今時見ない赤いチャシュウには個人的に引くがまぁ美味しい。スープはブイヨンに近く背脂は嫌味なくスープとマッチしている。麺の量が意外に多いのでお腹一杯になった。ラーメンとボルシチという汁モンの組み合わせに違和感を唱える向きもあろうが、めったに来られることではないのであえて注文。当初はラーメンの後レバソテー定食でしめようとたくらんでいたが果たせなかった。
