黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

飛竜の生ラーメンの想い出

某所にて書き込みがあったので(要約)
>自分にとってラーメンの原点『飛竜の生ラーメン』
>おかーしゃんが作ってくれた。初めてのクッキングも『飛竜の生ラーメン』
>あたちのソウルラーメン
>小袋に入ったちっちゃいチャーシューとシナチクと胡椒が付いてた
これって全く同じ体験ですがな。子供の頃「♪ひぃりゅうぅううううのナマらーめん うまいがな♪」が流行って、デビュウしたばかりの池乃めだかが宣伝していたのが『飛竜の生ラーメン』ですな。この頃はまだインスタントラーメンはまずくて、ラーメンと言えばこれでした。たしかに「チャーシューとシナチクと胡椒が付いて」いて、きめの細かい胡椒を子供ながら丁寧に扱っていましたわ。雑に封を切ったり鼻息が荒いと吹き飛んでしまいそうだったから。『飛竜の生ラーメン』はおやつの中でも別格で高級なおやつに分類されていたように思う。よほど機嫌がよいかなにか特別の日でないとお目にかからなかったかもしれん。母親にとってはということだが。とにかく中学生の頃出前一丁@日清が発売されるまでは我が家では飛竜はおやつの王様だった。でもその頃からインスタントラーメン各種、休日の朝にはホットドックとかフレンチトーストなど自分で作っていて、だんだん飛竜から遠ざかって行く。高校生になると冨士屋、はちのす、インデイラ@奉還町、ヤムヤム、だて、やまと@表町など自分で行くようになって母親の作るおやつからも遠ざかっていくのでした。
1980年岡山に帰省して「飛竜」がまだ存在しているのはうれしかった。昨年縁があって飛竜の工場見学が出来た。先日の京橋朝市にも来てくださり食べてもらえた。
竜は飛び立つのか? 意味不明じゃな。