黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

奥市食堂@中区奥市

中華そば500円 酒350円?

休業から再開したとのことで訪問。なんとこの店の主はドラムのたけちゃんの師匠であると聞いた。

一通りの挨拶を終えショーケースを見るとビールしかない。お酒ありますかと聞くと「なんでもあるよ」と言う返事。燗をしてもらって一息つく。

土色の甘い系スープ、冨士麺、チャーシュウ2枚、メンマ、ネギ。オイルが少ないので味に深みはないが、この店ではそんなことは関係がなさそうだ。

おっちゃんは「とらさん」といい1970年前後の10年間東京でビックバンドのドラマーをやっていたそうだ。鶯谷のキャバレー専属時代の写真にはでかいステージで25歳のとらさんがドラムを叩いている。その後小さなバンドで銀座銀巴里や戸川昌子の店で演奏やっていたという。もいっちょうドラムで花咲かせたいなぁといいつつステックを握った。

喫茶室のテラス。