くろわさんす亭＠北区幸町
ラーメン１２００円 白ワイン１０００円
フレンチの クロワサンスが時に開くラーメンイベント。
今回は「桜鯛と昆布の出汁をベースに鶏ガラ、野菜を加えたスープに仕上げています。ホタル烏賊と一晩塩でマリネした桜鯛を炙って添えてます。麺は定番の富士麺。」ということで、開店と同時に入店。あっという間にテーブル席が埋まり、カウンターの３席を残すのみ。それも予約澄済み。
ラーメンの他にジビエや仔羊のローストなど魅力的なメニュウもあったが、僕は時間の都合でラーメンのみで。他のお客さんは、「瀬戸内産イイダコと白アスパラガスのソテー」など注文しつつ会話を楽しんでいらっしゃる。シェフは、にわかに忙しくなり鍋やオーブンをフル回転し始める。まるで忙しいのを楽しんでいるようだ。
（シェフのＨＰから引用）
シェフの前には、昆布の入った透明なスープ鍋と鶏ガラスープと思われるスープ鍋がある。桜鯛にはわさびを塗って盛りつける。これが後で利いてくるんだなぁ。そんな作業を眺めつつ配膳を待つ。
岩のりとホタルイカ、ネギの下に桜鯛。美しいヴィジュアルと共にいい香りが漂ってくる。モヤシ、ほうれん草はパリッと音が聞こえそうなほどの食感で火の通りが絶妙だ。
ホタルイカと岩のりを麺にからませると独特の食感だし、桜鯛はスープの熱が通りきらない半生だと旨味が口の中で広がるし、スープにじっくり沈めるとモチとした 白身に変化する。そこでワサビがほんのり香ってきて「おぉ！」と声が出た。
これ一杯で充分満足。量的には腹５分目にも満たないが、これ以上喰う必要を感じない逸品でした。
手元が暗くて綺麗な写真ではないのはご容赦。
