黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

久留米大龍ラーメン 通販


久留米では大砲ラーメンと並ぶ有名店。創業者は当時一日400〜500杯売り上げた人気店「幸陽軒」で14年修行し昭和42年「大龍ラーメン」を起ちあげた。通販をいただいた。久留米は町の大きさの割にラーメン屋がおおい。人口23万人で75軒、約3070人に一軒の割合。福岡市が120万人380余軒で約3180人に一軒。因みに岡山は3000人に一軒である。



取説には沸騰を防ぐため湯煎で加熱せよと指示されている。麺は120g長浜系よりやや太い24番。茹では1分〜1分半が指示。添付の具はチャーシュウ、メンマ、紅ショウガ、ねぎ、擂り胡麻。一食目は取説通りに作成。封を開けるとワイルドな獣臭。うぅ〜んこれはいけそうだ。丼に注ぐと部屋中に豚骨臭が充満。深夜にもかかわらず「ワシにもくれ〜〜」と愚息が起き出してきた。クソ、三食分しかないんやぞ。仕方がないのでもう一食作成。茹では1分だと固め、1分20秒でちょうど良い。スープの濃さは今まで喰った中では最高峰。においは「九州男」に負ける(冗談)。チャーシュウはそれだけで喰ってもうまい。やみつきになりそうな獣臭とギリギリのくどさ。難を言えばカンスイがやや強く、化調もしっかり効いている。これだけのスープなんだからもっと抑えてもいいと思うのだが。
ご注文:http://www.dairyuramen.com
九州男(くすお)は20世紀末岡山にあった博多系ラーメン屋。店内もスープも度を超した臭さに閉口した。あの横浜*住氏でさえ敬遠したというエピソードもある。結局2度行ったきり、いつの間にか潰れていた。