黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

ラ博ウチアゲ完

砂肝の甘辛揚@芋侍 

スープは澄んだライトな仕上がりにするために徹底的に灰汁と脂を取り除いた。5時間じっくり焚き一晩寝かせてから昆布鰹節を投入し緩やかに火を入れ取り出した。早朝この作業を冨士屋の女将さんが見てたらしく、のちに「いいスープが出来とったなぁ」とおっしゃってくれた。こういう励ましはうれしい。
ラードは静岡県の栗山商店から取り寄せた。無添加で香りがよく甘さの強いラードだ。このラードがなかったら旨さは半減したかもしれない。値段も1kg1200円と凄かったけどね。普通は1斗缶が2500円くらい。
モヤシの扱いには失敗したな。やってみてわかったことだが、一袋ずつ湯がいて数杯に分けるやり方は湯がき立てはすごく熱いので少量しかつまめず冷めると水分を含んだのを多くつかんでしまう。水っぽいのがトッピングされたのもあったかもしれない。すみません。これは解決方法を「まことや」さんが教えてくれた。今後の糧にしたい。
チャーシュウは1週間前に公民館の調理室で作成した。35kgの生肉にちょっとびびったが手順はみんな把握しているのでスムーズに完了。これを肉屋さんのご厚意で真空パック・チルド保管してもらった。これはありがたかった。30kgのチャーシュウを前に途方に暮れるところだった。でもこれは今後同じ問題を抱えている。
さて、当日の様子はすでに書いたとおり。気になるのは「みやま」である。ラ博に賭けると言った気迫で1900杯を売った。最高記録である。設営の日ブースを訪問したら強火力バーナー4台寸胴4個が新品でおいてあった。力のいれようはやはり並ではなかった。

みやま 1892杯
博多一番1582杯
とんぺい1551杯
とりそば太田1503杯
麺屋たくみ1339杯
げんこつ屋1270杯
ぶんぶく堂1228杯
職人堂1245杯
味の時計台1173杯
八十八家1131杯
が売上げ上位10番目までである。
総来場者67400人