黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

城崎にて2

なにわともあれラーメンの巻
屋台ラーメン 630円

11時頃になってチャルメが聞こえてきた。チャルメラの音はいざ外に出てみると距離と方向を見失う。ゆっくり移動しているからなおさらだ。何となくアタリをつけた方に赤いランプが見えた。遠ざかっているので早足でないと追いつかない。ゲタが痛いサンダルにすればよかった。運転手が気が付いたのか止まってくれた。
ちゃんと写真入りのメニュウが貼ってあり醤油、味噌、塩、キムチ、油そばまである。醤油ラーメンを注文。運転手兼店主は寸胴やクラーボックスが機能的に配置された荷台に座りガンダムを操るが如くアッチコッチを操作すると釜からは湯気が上がりはじめクーラーボックス1から麺を鍋へ、いつの間にか出現した丼にタレを注ぎスープを漉す。化調はほんの少し。寸胴を覗くとちゃんとスープを摂っている。クーラーボックス2にはネギやチャーシュウがそれぞれタッパに保管されていて扱いは丁寧。

これはあなどれんラーメンでした。