黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

日清ラ王醤油

袋麺の進歩についていくためにラ王も購入してみた。


茹で時間4分だがやや長めにした方がモチ感が出る。
マルちゃん正麺と比べてどちらが生めんに近いか、結論からいうと正麺のほうがリードしている。ラ王も悪くはないが従来のインスタント感が残る。これは製法の違いかもしれない。ラ王はノンフライである。ノンフライは茹でた後熱風で乾燥させる方法である。十勝のように凍結乾燥というアイデア(氷結乾燥)もあるが工程はほぼ同じだ。正麺も熱風乾燥なのでノンフライといえるが決定的な違いは麺切りした生麺を直に乾燥させている点だ。これは難しいとおもう。開発に5年かかったのも無理はない。ノンフライ麺は油を使わないので芳ばしさや弾力感に欠ける。調味オイルが付いているのはそのためだ。正麺は新製法でその欠点を補っている。茹でる前に乾燥させる素麺に近いのかな。
ただ即席麺として総合的にラ王も美味い。スープは日清の伝統的な味がある。