黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

チャーシュウを焼く

チャーシュウの作り方は4つある。焼くだけ、煮るだけ、焼いて煮る、煮て焼くである。長い間試行錯誤して家にある機材やらなんやらから「焼いて煮る」方法に落ち着いた。つまり表面を焼いて焦げ目を付け醤油ダレで煮る方法である。これは手間がかからず仕上がりにムラがない利点がある。焼くだけに比べると手順が多いが、焦げ目を付けてしまえば煮ている間は他の作業が出来る。焼くだけの方法だと、オーブンの性能にも寄るが、家のは庫内温度にムラが有るので途中入れ替えないといけないし、温度計がアバウトなので目が離せない。肉の内部温度も計りにくい。
ということで焼くだけの方法は却下していた。しかし自作ラーメンの雄たけあきさんのを見て焼き色の美しさにまいった。高性能のオーブン使用で手間はなかったとおっしゃっていたが、やはり艶が違う。そこで「焼豚」と書くのだから焼いてみようじゃないか。

自家用なので小さめの塊を縛ってタレに漬ける。タレはお馴染みの天神レシピを自分用に改良したもの。

120度くらいでじっくり40分。ひっくり返りして40分。10分おきに見ないといけないのでめんどくさい。やはり家のオーブンは庫内の温度差が激しいな。30年物だからしかたないか。肉が汗をかきはじめジブジブブチブチいいだすといい香りがしてくる。

内部温度が60度を超えたら完成。

煮たタレに砂糖を加え煮立たせてチャーシュウタレにする。柔らかくていい感じの出来。しかし、焼いて煮る方法が僕には合ってるかな。