表町時代に期間限定で提供された昆布つけ麺が復活した。一度しか体験できなかったが感動ものだったな。つけ麺に対する認識が変わった。魚粉にまみれた濃い醤油味のつけ汁と太麺という一般的でよくあるつけ麺は、あまりなじめなかったからだ。それが昆布水に浸かった麺と洗練されクリアーなつけ汁の組み合わせによって、新しいつけ麺の可能性が見えてきた事はうれしい。
・麺処ぐり虎＠北区内山下
昆布淡麗つけ麺800円
ヴィジュアル的にもすぐれた盛り付けだ。
とにかく麺だ。まず麺だけをすする。それだけで美味い。次に藻塩をふりかけるとパンチが効く。このまま食べきってしまいたい衝動に駆られたが、つけ汁につけると滑らかな口当たりに醤油の香りがまとわってこれもまた美味い。
昆布水はつけ汁に投入して、さらにまろやかな割スープがいただける。細かなパーツについては言わずもがな。夏季限定なのでしばらくは楽しめそうだ。
・らぁ麺はんにゃ＠北区野田屋町
昆布水つけ麺９００円
表町ぐり虎から独立した「はんにゃ」も昆布水つけ麺を発表した。こちらも表町ぐり虎の昆布水つけ麺を引き継ぎながら独自の味を出している。
つけ汁には生姜の利いた醤油味。具材があらかじめつけ汁に沈んでいるので、よく味がしゅみてよりラーメン的にいただける。19日の発売から若干仕様が変わっていて、チャーシュウなどの具はつけ汁に入っており、さらに炙り油揚げと白ネギの炙りが追加された。
全粒粉の麺を昆布水だけですすっても香り高く美味い。
昆布水は一滴も残さずいただきました。スープ割りも美味い。こちらも秀逸なつけ麺だわ。
