黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

円城 生そば細谷川@加賀郡吉備中央町

やぶそば 十割もりそば並875円

道の駅かもがわ円城の先300m、キムチ工場に併設された食堂部分が「細谷川」である。
食品工場内のため玄関でスリッパに履き替えます。

元はレストラン風だったのでしょう蕎麦屋っぽくはありません。円城の特産品などの紹介があります。

粉は地物100%とのこと、せっかくなので十割を注文。「蕎麦喰らい」とは言えない僕には二八くらいが丁度いいんだけどね。
更級(さらしな)は蕎麦の実の中央部分の白い部分だけを挽いた粉を使う(酒でいえば吟醸)、やぶそばはソバガラ(薄皮)も一緒に挽くので茶色(いわゆる蕎麦の色)くなる。厳密には「やぶそば」という蕎麦の種類はなく「藪そば」という江戸の店が使っていた蕎麦にちなんでいると思われる。しかし、一般的に白っぽい蕎麦を「さらしな」といい、茶色いのを「やぶそば」呼んでいるようだ。

残念ながら辛味大根はまだ時期でなく無かったが、ネギがタップリと添えられている。後で蕎麦湯も持ってきてくれた。これが濃厚でうまいのなんの。

きりっと角が立って見るからに打ち立てで、並でもこの量あるからガバッと箸ですくい取って、つゆにドバッと漬けて一気に食う。これだけ量があるからこそできるわな。江戸っ子みたいに蕎麦の端っこだけつゆに浸けて、なんてことはできないんよ。
お腹いっぱいになった。次回はコンディション整えて大盛りにチャレンジしよう。