黒爺のハーフボイルドな71年

黒爺の食い散らかしの恥 書き捨て

チャーシュウを作る

久しぶりに自分用のチャーシュウを焼きました。
チャーシュウの作り方には4通りある。
1.煮るだけ
2.煮て焼く
3.焼くだけ
4.焼いて煮る
(煮る焼くには蒸す、燻すも含む。また基本的に「火の通し方」で分類しただけなので、それ以上の手間を表してはいない。)
本来は「焼く」のが文字通り焼き豚なんだけど、いまでは広義に解釈されていてラフに言えばラーメンに乗せるのはとりあえずチャーシュウという。たとえば笠岡ラーメンの煮鶏(かしわ)は「鶏チャーシュウ」という。
京橋朝市で提供されるチャーシュウは「煮るだけ」だ。これは多量の肉を処理し醤油ダレを作るのに適しているからだ。スープで煮たのち醤油ダレで煮るのも「煮るだけ」に分類される。
僕が個人的に作る場合は「焼いて煮る」方法をとる。これは意外に手間がかからない。家庭で作るには、他の三方法は目が離せない作り方だからだ。煮るだけ、焼くだけは共に火の通りの見極めが難しい。オーブンの性能や肉の大きさなどを熟知していればいいけどね。その点「焼いて煮る」のは簡単で毎回安定したできあがりになる。

まず八面全部をこんがりと焼く。肉から脂がでるので最初にひく油は極少量でいい。

表面だけ焼ければOK、少々焦げても平気。

八面焼いたら醤油ダレにドボンと漬け、落とし蓋をして煮る。冬ならコンロで一度沸かせてからストーブの上に置いておくといい。塊500g見当で約40分間。串を刺してみて赤い肉汁が出なくなればOK。
醤油ダレは、醤油1:水2:酒1(酒0.5:みりん0.5でも)の割合。アバウトで大丈夫。ネギやニンニク、生姜等はお好みで入れてください。
肉を取り出したら常温で冷ましてから冷蔵庫に保管。煮汁はタレソースに改造のため密封容器に保管。ソースの作り方は別の機会に。

肉は冷えてから切ると綺麗に切れる。

食パンにマヨネーズを塗ってスライスチーズとチャーシュウを載せてオーブンで焼きました。
ついでに、冷えたチャーシュウを温めたいときには電子レンジは肉のネガな臭いがでるので不可、オーブンかフライパンを使う。